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CO2排出

生ゴミ処理機への懐疑的な意見

地球温暖化の直接の原因とされるCO2(二酸化炭素)問題がクローズアップされるにつれて、その原因の一つであるゴミの排出についても改善の取り組みが進められました。その取り組みが実ってか、かつて右上がりに上昇していたゴミの廃棄量のグラフが停滞し、減少に傾いてきたのは非常に良い傾向だと思っています。もちろんその背景には、生ゴミ処理機を利用したリサイクルが盛り上がってきたことも、要因としてあるのではないでしょうか。

しかし、生ゴミ処理機を使ってゴミ処理を行った場合でも、結局は同量のCO2を発生させているという、懐疑的な意見もあります。下記にその要点をまとめてみました。

  • 乾燥式で減量したゴミをそのまま可燃ゴミとして焼却するのであれば、焼却時の二酸化炭素発生量にはまるで変化がない
  • バイオ式で好気性発酵を行って分解する場合も、発酵の過程で焼却した場合とほぼ同じ量の二酸化炭素が出る

要は、焼却炉で燃やしても生ゴミ処理機で処理しても、CO2を発生させる事に変わりはないという考え方です。この意見は的を得ているのでしょうか?

カーボンニュートラルの考え方

実は、上記の意見には、『カーボンニュートラル』の発想が反映されていません。カーボンニュートラルについて要約すると、植物を燃やして発生するCO2はもともとその植物が持っていたものなので、焼却によって新たにCO2が発生したわけではないという考え方。つまり、生ゴミに含まれている炭酸ガスを発酵の過程で大気中に戻すという工程は、自然界の中のCO2を増加させたことにはならないのです。

ゴミの排出がCO2増加の原因になったのは、ゴミの焼却に必要な火力を石油などに頼っていたため、燃料の燃焼によるCO2の発生があったからです。そのため、燃料を使わずにゴミを処理する生ゴミ処理機は、新たにCO2を発生させるものではありません。

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