早速、私は業務用生ゴミ処理機について調べ始めました。 そして、一口に業務用ゴミ処理機といっても、様々なメーカーが多種多様な機種を販売していることを知りました。 機械の予備知識をまったく持っていなかった私にとっては、メーカーによって異なる機種の特徴をすべて把握し、 施設に必要な製品を見極める事が最初のハードルだったように思います。
しかし、これまで馴染みのなかった機械だからといっても、冷静に機能や特徴を見極めれば買うべきものがわかるはずだ。そう判断した私は、まず問題の施設がゴミ処理機に求めるニーズを徹底的に分析し、それにコストや設置スペース、機能性(匂いや処理効率)なども踏まえて、一番合ったものを探すことにしました。
そこで、片っ端からメーカーのサイトを調べてみました。しかし、どのサイトも似たりよったりな文句で製品の長所をアピールするばかりで、肝心の性能については詳しく触れていない場合がほとんど。価格も同様です。これでは、機種の比較検討などできようはずもありません。
しばらくそんな状況が続き、うんざりし始めたところに出会ったのが「食品リサイクル機器連絡協議会」のサイトでした。このサイトで得た情報によれば、業務用ゴミ処理機はまだ歴史が浅く、メーカーの機能表示に関する考え方にもまだ統一性がない。そのため、購入を考える企業や施設側も混乱している場合があるとの事。私と似たような状況ですね(笑)。そのため、協会によって性能基準が定められたそうです。以下がその項目です。
「この基準はそのまま、生ゴミ処理機を選ぶ際のポイントになる!」
私は暗闇の中で光を見つけた気持ちでした。そして、これらに予算や設置可能スペースなどの条件を当てはめ、最適な機種を探すことにしたのです。
実は上記の項目の他に、業務用生ゴミ処理機の選択にはもう一つ大事なポイントがあります。それは、機種によって処理方法に違いがある事です。詳細は「処理方法の比較」のカテゴリで詳しく紹介しますので、ここでは簡単に処理方法の種類だけをさらっておきます。
1.バイオ式
微生物の分解作用により生ゴミを分解。堆肥材料として取り出します。
2.乾燥式
温風で生ゴミを乾燥させる方式。残存物がバイオ式よりは多い傾向にあります。
3.ハイブリッド式
バイオ式と乾燥式を複合させた方式。乾燥させた後に微生物による分解を行い、堆肥として取り出します。
4.消滅式
基本的にはバイオ式と同じ方式ですが、すぐれた微生物の分解力が生ゴミを水と炭酸ガスに分解し、消滅処理させます。
5.自然還元式
現在も実験中のシステムのようです。広い敷地をとってバイオ式で生ゴミを土に還元します。メンテナンスのいらない永久機関を目指した試みです。